毎日新聞 2013年3月17日 地元の美味堪能して 西宮うまいもん祭り&マルシェ

家族連れ8千人でにぎわう

 西宮市内の事業所で製造、加工している食品や小物を販売する「西宮うまいもん祭り&マルシェ」が16日、西宮市甲子園九番町のららぽーと甲子園駐車場で始まった。好天の下、家族連れら約8千人が訪れ、地元の美味を堪能していた。17日まで。
 市内で営業する5店舗でつくる実行委員会主催。市民やバイヤーに西宮の名物をPRし、イベント出店などの販路を拡大しようと初めて企画し、28店舗が出店した。
 訪れた人たちは列をつくって手羽から揚げやたこコロッケ、りんごパイなどを買い求め、開店早々売り切れる店舗も。催事などの出店時に必要な設備や用意できる個数について、バイヤーが店主に尋ねるなど商談が弾む場面もあった。
 家族4人で訪れた近くの会社員原野光弘さん(35)は「地元の名物に興味はあったけど、食べる機会がなかった。今日はどて焼き丼など、いろいろ味わうことができた」と笑顔だった。 (太中麻美)

“西宮グルメ”の数々を求める人で行列ができた会場=西宮市甲子園九番町